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44年目の蓮正寺公民館文化祭

44年目の蓮正寺公民館文化祭

 

 1 昭和47年以来ずーっとやってるということですね

(編集部 かみじま)
螢田の駅前を散歩していて偶然「蓮正寺公民館文化祭」 
という看板を見つけ、公民館長さんにご連絡すると
今週(2016年11月3週目)は 
卓球大会、カラオケ、民部のおどりがあって
1日準備をはさんで土曜日、日曜日が文化祭だとお聞きし、
おとなりさん編集部のながみねと、かみじまが
文化祭の最後の3日間にお伺いしました。
12年間公民館長をされている杉山次郎さんを中心に
いろいろお話しを聞かせていただきました。

(かみじま)
文化祭1日目 2016年11月19日(土)
この日は雨。
朝8:30にお伺いすると、
ブルーシートで屋根をつけているところでした。

 

(かみじま)
野菜の直売。
生産組合の方が育ている野菜やお花を
7:00頃から軽トラで運んできて準備しているそう。

 

 

(かみじま)
なんて立派な大根!

 

(かみじま)
公民館の中には、たくさんの作品が飾られていました。
作品を見ながら、公民館長の杉山さんに
お話しをお聞きします。


(かみじま)
蓮正寺公民館文化祭は
いつからやっているんですか?

(杉山公民館長)
第44回ってことはね
昭和47年の最初の館長以来
ずーっとやってるということですね。

(かみじま)
毎年ですか?

(杉山公民館長)
毎年やっています。
恒例行事です。

 

(かみじま)
人はたくさん集まるんですか?

 

(杉山公民館長)
いやあもうすごいですよ。
カラオケなんてのは60人以上も集まる。
みんな仮装してもらってですね、
小田急の螢田駅ができたのが昭和27年。
それまではね富水の駅がメインで、
この近くには駅なかった昭和27年に駅ができて、
それから人口がだいぶ増えてきてね。
今この公民館を運営している母体は
自治会に加入している方で2000所帯、
それにプラスして自治会に入っていない住宅などを
含めるとだいたい4000所帯あるんです。

 

(かみじま)
日は毎年決まっているんですか?

(杉山公民館長)
決まってないですよ。
今年は農産品がね、ちょっと天候不順で
大根なんか育たなかったの。
それで2週間ずらしたんだよね。
いつもだいたい11月の初めなんですが
生産部のコントロールでそうしたんだよね。

(かみじま)
お知らせはどうしていますか?

(杉山公民館長)
公民館が中心になって
文化祭実行委員会っていうのをつくってね。
子ども会が2つ、ゆうゆうクラブ(老人会)、木遣会、
兼業農家のみなさんがつくっている生産部、
それから、婦人会があります。
PTAのOBを中心に組織されているお母さんたち。
全てを網羅しています。
あとは回覧板で。

 

(かみじま)
いろいろな会があるんですね

(杉山公民館長)
そうですね。
それから、公民館の活動もいろいろ。
使う件数が年間900回くらい、
公民館の予定はぎっちり埋まってるね。
例えば卓球部は一週間に3回やってる。
月曜日の午前中、水曜日の午後、金曜日の午前中の3回。
カラオケ同好会は本格的なカラオケセットだからね。
通信カラオケがある、スナックと同じ機械。
あと珍しいのはハイキングクラブっての、
他ではやってないけどここでやってるから
集まる多いときは50人くらい集まる。
地元の人が中心なんですが、近隣でこういう活動が
ないところの人はやっぱりみんな集まる。

(かみじま)
 他の地域の方も来るんですね

(杉山公民館長)
この公民館は熱心にやってるから。
やっぱりね、各部のリーダーがえらいんです。
その人たちのパワーです。
 まあ地域ぐるみでね。
とくにこれから高齢者社会だから、
ご覧のとおりねみんなおじいちゃん、おばあちゃんでしょ。
高齢者社会の中で、年をとるとみんな
引っ込み思案になっちゃうじゃないですか。
だから、極力
「老人会に入りましょう」
「婦人会に入りましょうよ」って言って呼びかけてるんです。
 それはやっぱり子ども会から団体が育っていくからね。
子ども会やりながら地域の交流がうまれていくんです。

(つづきます)