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44年目の蓮正寺公民館文化祭

44年目の蓮正寺公民館文化祭

 

2 ただいま絵手紙に夢中です

(前回に引き続き公民館長さんにお話しをお聞きします)

(かみじま)
絵手紙作品の言葉がすごくいいですね

(杉山公民館長)
絵手紙も毎月第三火曜日に公民館活動でやってます。
先生呼んでね、私が准教授です。
商売やってる先生に頼むと高くなるから、
私の友達がやってるんだけどね、
おまえも手伝えばやるって言うから、
私が准教授。
報酬ゼロだけど。
街とはちがって地域っていうのはそういうのがあるね。
公民館はね、
それぞれの特技を持ち寄る交流の場だね。

 

 

 

 

(かみじま)
絵手紙の先生もされているんですね

 

(杉山公民館長)
絵手紙はね、町を歩いて写生して、
そこに心をちょっと入れましょうと。
例えば今日山を歩いたら、
すみれの花が綺麗だったら
夢とか、期待とか
そういうものをつなげるといいんだよと。
見たものを描いて、
そこに心を入れるということを
心がけてみんな描いてもらっているんです。
年取ると、
だんだんとそういう心や、
おしゃべりが減ってくる。
若いうちはね、
些細なことでも話題になるんですね。
子育てのことだとかね、
生活と夢とか期待とかがつながっていて。
だから、絵手紙を描くときは好きに想像してね、
「向日葵を見て昔のことを思い出すなあ」
そういうなんていうのか、
つながりがね、
人間の詩情というか詩ね、
ポエムにつながるじゃん。
そういうことも大事だよね。

 

(かみじま)
これを描かれた方ですか? いい作品ですね

(絵の作者さん)
いやいや、大したことはできないんですよ。
本当にど素人でさ。

(杉山公民館長)
いやいや、お上手ですよ。

(絵の作者さん)
失敗しながらね。
このりんごなんか3枚くらい描いて
やっと、やっと、やっと1枚できた。

 

(杉山公民館長)
美味しそうなりんごだ。
こういうのでも、個性が出るねみんなね。

(絵の作者さん)
そうだなー、みんなねー

(かみじま)
栗もおいしそうです

 

(杉山公民館長)
みなさん上手いですよ、
まだ始めて1年だからね

(絵の作者さん)
色が出ないの、わかんなくってね 。
色を混ぜるのが難しいんですよね。
それと、ぼかしがね。
先生なんかぼかすの上手だからさ、
上手く描けてるんだけど。

 

(かみじま)
この作品もおもしろいですね

(絵の作者さん)
そう、
この人のもおもしろいんだよね、
いろんなことを考えてくるんだよね。

(つづきます)