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柳家三三 渡世日記

第1回

小田原生まれ、小田原育ち。
勉強が大嫌いだった少年は、
テレビで見た落語に興味を覚えて
落語家を目指す。
中学二年の時に、
後に人間国宝となる
大名人、十代目柳家小三治師匠に
弟子入りを志願。しかし、
「高校ぐらいでなければだめだ」と
一度は断られ、小田原高校へ進学。
卒業後再度門を叩き、
めでたく入門を許される。

現在は、日本中を飛び回りながら
高座のみならず、
テレビやラジオに映画、
はては漫画の監修にと、
どんどん活躍の世界を広げている
落語家・柳家三三師匠から届く、
三月に一度のお便り。

 

 

ファックスで届いた原稿は、 原稿用紙に直筆。
沖縄で撮影した写真はプリントしたものが、
札幌のホテルの便せんに丁寧に包まれて封筒に。
忙しい中でもアナログで丁寧な
三三師匠の人柄はそのまま。

 

:おとなりさんvol.3 2014.11.1発行号 掲載記事

 


柳家三三
やなぎや・さんざ/落語家。
1974年7月4日 小田原生まれ。
中学2年の時に10代目柳家小三治に弟子入りを志願するが
「高校ぐらい出なくちゃだめだ」と断られたため、
小田原高校卒業後の1993年3月に
再び小三治の門を叩き入門を許される。
1996年5月二ツ目昇進、「三三」と改名。
2006年3月真打昇進。
古典を得意とし、
平成27年度文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞
(大衆芸能部門)受賞ほか、受賞多数。
出囃子は『京鹿子娘道成寺』。
また、2007年公開映画『しゃべれどもしゃべれども』では
主演の国分太一に落語を指導、
同年公開映画『やじきた道中てれすこ』(主演:中村勘三郎)には、
「大工の源ちゃん」として出演、
2010年には『情熱大陸』(毎日放送)に出演、
現在は「ビッグコミックオリジナル」(小学館)連載中の
漫画『どうらく息子』(尾瀬あきら・作)の
落語監修もつとめるなど、幅広く活動中。


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