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第三回  おとなりさん「小田原川柳大賞」 募集

第三回 おとなりさん「小田原川柳大賞」 募集

テーマ:「小田原らしい風景」

商 品:大賞一作品 「賞金 1万円」 及び副賞、その他
    優秀賞二作品 「小田原扇町 横溝さんの蒸籠 21cm」
    平井書店賞一作品 「図書カード5000円分」
    全ての賞に副賞として「おとなりさんステッカー」進呈いたします
審査員:柳家三三(落語家) 椰月美智子(小説家)
    平井義人(小田原郵便局前「平井書店」代表) おとなりさん編集部

応募要項:
●ハガキに
①作品(川柳)、
②ペンネーム(雅号)、
③郵便番号・住所・氏名・年齢・性別・職業・電話番号
をご明記の上、ご応募ください。
1枚のハガキに複数の作品を書いてご応募いただけます。

●宛先は、
〒250-0055 神奈川県小田原市久野71-4 プリムローズ21 301
デザインこねこ株式会社  おとなりさん編集部
「第3回 おとなりさん 小田原川柳大賞」係。

●締め切りは2017年9月末日必着。

●選考は編集部、及び編集部が決定した審査員が行います。

●入賞者の発表は、2017年11月1日発行の
 「おとなりさん」、及び「おとなりさん」Webマガジンで行います。

 

○プロアマ問わず、どなたでもご応募いただけます。
○お一人様何作品でもご応募いただけます。
○自作で未発表の作品に限らせていただきます。
○応募作品の著作権はおとなりさんに譲渡していただきます。
○応募に伴う諸経費は応募される方の負担となります。
○作品の発表はペンネーム(雅号)で行います。
 なお個人を特定できない形で年齢・職業・お住まいの地域を
 開示する場合がございますのであらかじめご了承ください。
○個人情報は入賞者への発送および本件に関する諸連絡のみに利用します。
○日本国内からの応募に限らせていただきます。
○連絡が取れない場合や、入賞者のご住所が転居先不明などにより
 賞品をお届けできない場合は、入賞を無効とさせていただきます。

※以下の内容を含む作品は投稿しないでください。
1.公序良俗に反するもの、または反するおそれのあるもの
2.盗用・盗作、第三者の著作権等の権利を侵害するもの、
 または侵害するおそれのあるもの(他の作品の模倣と認められる場合には、
 入賞決定後であっても賞を取り消します)
3.第三者の誹謗中傷、プライバシーを侵害するもの、
 または侵害するおそれのあるもの
*応募作品につき、第三者から権利侵害の主張・異議の申し立て等があった場合には、
 応募者自らの責任により解決していただきます。
 おとなりさんは、上記について一切の責任を負いません。

 


 

前回の川柳大賞の結果
第二回 おとなりさん「小田原川柳大賞」
審査発表

第二回 おとなりさん 小田原川柳大賞は
『小田原にまつわる言葉を入れて』という
テーマで作品を募集しました。

応募総数は昨年を大幅に上回り、
390点ものご応募をいただきました。
そこで、当初予定していました
3名の優秀賞、平井書店賞に加え、
さらに6名の方に審査に加わっていただき、
佳作を選んでいただきました。
投稿していただきました、
すべての方々に厚く御礼を申し上げます。

 


 

大賞 (一作品)     
賞金 一万円  
副賞 丸う田代「竹の花」

 

優秀賞 (二作品)    
加藤兵太郎商店「いいちみそ詰合せ」

 

平井書店賞 (一作品)
図書カード5000円分

 

佳作 (六作品)
小田原城天守閣ペア入場招待券 +甲冑着付け体験ペアご招待券

 


 

大 賞 編集部 選

早雲に似てる球児は16歳

山野柘榴子
東京都江東区 30歳

 

「雲」という字と「球児」が青空を想像させ、
そこに天界の北条早雲の顔が浮かぶ。
その下では、部活に励む、
早雲似のイガグリ頭の高校球児。
脳裏にひろがる、
圧倒的なさわやかさと、違和感。
シンプルだけど、フックが効いています。
いまでも北条氏を慕う
市民がとても多い小田原市。
この少年は「もしや末裔なのでは」
なんてことも思ってしまいました。
オリジナリティー溢れる視点で、
今までに見たことのない小田原の風景を
見せてくれたこの句を、
第二回の大賞とします。
(おとなりさん編集長 長嶺俊也)

 

 

優秀賞 柳家三三 賞

富士を背にポーズ百態曽我の梅

中年やまめ
横浜市 69歳

 

青い空と白い富士を背景に、
枝を延ばして咲き誇る梅…。
曽我からちょっと離れた城山生まれの僕にも、
その一本一本の個性的な枝ぶりが
目に浮かびます。
動かないはずの樹木に躍動感を与えた一句に
座布団…の代わりに三三賞!

 

柳家三三(やなぎや・さんざ)
1974年小田原生まれ、
本名 蛭田健司1993年3月小田原高校卒業後に
柳家小三治に入門「小多け」
1996年5月二ツ目昇進「三三」に。
2006年3月真打ち昇進。
寄席、ホール落語など全国で精力的に活動。

 

 

 

優秀賞 椰月美智子 賞

出身地答えて通じる「おだわら市」

ゴーヤ
小田原市 40歳

 

出身地を聞かれると、
つい「小田原」と答えてしまいます。
「神奈川」というのは
ちょっと違うんですよねえ。
広い日本、
市名だけでどれほどの方に通じるのかと思いきや、
「それどこ?」と聞かれたことは
これまで一度もありません。
お猿のかごやのおかげかしら(笑)。
小田原市民として鼻が高いです!

 

椰月美智子(やづき・ みちこ)
小田原生まれ。2002年『十二歳』で
第42回講談社児童 文学新人賞を受賞し、デビュー。
2007年 『しずかな日々』で 第45回野間児童文芸賞と
第23回坪田譲 冶文学賞をダブル受賞。
その他の作品に『るり姉』『伶也と』など著書多数。
最新刊は『明 日の食卓』。

 

 

 

平井書店賞 平井書店 店長 選

古き歌おさるのカゴヤに母が乗る

杉山五城
小田原市 67歳

 

JRのプラットホームに流れる
「おさるのカゴヤ」は、
童心に戻って、ハット、
本当のカゴに乗っていく錯覚に!
「母が乗る」の最後の句が、
カゴと列車が掛け合って、
タイムマシンのようなイメージで面白いです。

 

平井義人(ひらい・よしひと)
平井書店 店長明治29年創業、
(積善堂)平井書店の4代目。
地元書店として、ブック・トーク開催、
ブックマーケットへの協力など、
また、「まちなか軽トラ市」「まちなか寄席」を
企画・実施している「ほっとファイブタウン」代表も務める。

 

 

 

佳作 おとなりさんゲスト 選

小田原市自治会総連合会長 木村秀昭 選

伝統を守る五代の祭りごと

レター
茨城県潮来市 50歳

 

 

市子連会長 橋本輝男 選

初デート行先見守る小田原城

春爺
静岡県駿東郡 74歳

 

 

小田原城天守閣 館長 諏訪間順 選

くまモンに見舞新装小田原城

レンゲ草
南足柄市 70歳

 

 

一般社団法人 小田原市観光協会 選

町歩きお城見えたり隠れたり

鴨じい
小田原市 75歳

 

 

清閑亭 渡辺剛治 選

かまぼこの板表札にしてるポチ

あらかん
埼玉県さいたま市 59歳

 

 

器・生活道具 日和 店主 山川美実 選

重ね来てかまぼこ選びが板に付き

マコッチャン
兵庫県神戸市 58歳

 


 

「第二回 おとなりさん川柳大賞」を終えて

小田原勢、
まさかの大苦戦。

 

二回目を数えた
「おとなりさん小田原川柳大賞」の応募総数は、
なんと390句! 

前回が215句でしたので、
約1.8倍となりました。
すごい角度の右肩上がり!
パチパチパチ(拍手)  

さてさて、今回の戦いですが、
「賞」という括りで見ますと、
小田原勢、大苦戦でありました。
というより、
他市・他県作品の勢いが凄かったんですね。
「こんなに小田原のことを考えてくれて
ありがとうございます!」と言いたい! 
もちろん、
小田原勢にもいい句が沢山ありましたので、
一部ですがこちらで紹介させていただきます。  

かわいいシリーズ。

鬼柳に鬼はいません皆元気!!
(かあさん 小田原市76歳) 

当たり前です。
小田原に鬼なんかいませんもの。
でも可愛い、すごく可愛い。
さらに、

小田原で冷凍ミカン生まれたよ
(migu 小田原市 43歳)

ものすっごい自慢です。
胸張ってます。
もう一つ、

駅長が5人ばやしでお出迎え
(鴨じい 小田原市 75歳)

確かに5人駅長いますからね、
小田原駅は。
想像すると可愛い中年楽師団!
そして、報告系。

贈答は練り製品に決めている
(正幸 小田原市 72歳)

強い意志が感じられます。

「練り物の人」って呼ばれてますよきっと。  
女性ならではの句も
面白かったですね。

プリップリ娘の肌もかまぼこも
(晶小田原市 50歳)

プリップリの「ッ」から
羨望の強さを感じます。

できないと肩身が狭い鯵下ろし
(外から来た嫁小田原市 55歳)

雅号を含めて、もはやドキュメントです。
我らが金次郎の句も。

金次郎私利私欲は禁じよう
(小梅ちゃん 小田原市42歳)

出た!マジメギャグ!  
「金次郎×歩きスマホ」をテーマに
現代社会を詠んだ句も。

金次郎歩きスマホを注意する
(出無精 小田原市 61歳)

お前が言うなっ!(笑)
そして同じ出無精さんの句で、
北条早雲も登場。

早雲が大河ドラマの出番待ち
(出無精 小田原市 61歳)

あの人、ずっと待ってますよ!  

まだまだ面白い句が沢山あります。
なんせ応募総数390句ですから。

 


 

すべての作品

万年の平和を願う浜小径
MMハマー

海風と歴史と暮らす城下町
MMハマー

大工町古き家見てなつかしむ
MMハマー

万年の続く小径に光る海
MMハマー

提灯よ明るい未来を照らし出せ
マコッチャン

小田原は鋳物、いー物てんこ盛り
マコッチャン

盆、椀に匠が光る漆塗り
マコッチャン

小田原は五感が唸る粋な町
マコッチャン

五つ星アジの開きはアジなやつ
マコッチャン

味噌作り技、愛込めるそこがミソ
マコッチャン

神秘なるヒスイカズラに息止まる
マコッチャン

機敏なる風魔忍者の小気味好さ
マコッチャン

「新鮮」を干物に凝縮舌うなる
マコッチャン

小田原に情熱はじけるえっさホイ
マコッチャン

精巧な寄木細工の美に唸る
マコッチャン

北条が丹精込めたる粋な町
マコッチャン

練りに練りかまぼこ買います小田原で
マコッチャン

知と才で波乱乗り切る金次郎
マコッチャン

童子もたんと飲みなせ酒の川
亀吉

冠雪の富士が履きたる梅袴
亀吉

沼代の谷戸の青さに立ちどまる
亀吉

魚市場に背を向けたりし太公望
亀吉

提燈に想い出折り込む童謡歌
秋桜

観光客城とまちがえういろうを
秋桜

田んぼ減り今はひびかね田植歌
秋桜

朝やけに映ゆる白壁小田原城

小田原城生まれ変わって威風堂々
あさぎり

かまぼこは小田原の街の代名詞
あさぎり

馬に乗り親方様は早雲公
あさぎり

お正月小田原囃子にぎやかに
あさぎり

夏の夜に提灯の灯り学び橋
あさぎり

富士仰ぎほのかに香る曽我の梅
あさぎり

梅の名となり親しまれ曽我兄弟
まあちゃん

富士山の見守る曽我の梅みかん
まあちゃん

小田原の四季を彩る果実たち
まあちゃん

富士山も試合観戦する球場
まあちゃん

亡きうめ子今も会いに来る城の庭
るなラン

桜咲く西海小路我が誇り
曽我五郎

香兵衛は匂い求めて酒匂川
曽我五郎

かまぼこで始まり終わる城下町
貴祥

野良ネコにかまぼこひとつおすそわけ
貴祥

越して来て三十五年我が子の故郷小田原
雅号なし

遠き日祖父のおはこ小田原ちょうちんホイサッサ
雅号なし

孫と行くめだかの学校夕涼み
migu

ランチメニュー小田原評定決まらない
migu

かまぼこ屋我が子にトミカせがまれる
migu

ゾウが居た城址公園今、ポケモン
migu

「もえる」でも「もやす」でもなく「もせる」ゴミ
migu

日光と姉妹ってこと知ってるかい?
migu

浮世絵の酒匂の渡しに来た私
migu

歌いだす小田原風鈴夏が来た
migu

鎧着ていにしえの時思い馳せ
migu

手作りの提灯土産に里帰り
migu

友人が 「外郎(げろう)って何?」 それ外郎(ういろう)
migu

鴨宮新幹線の発祥地
migu

木のポスト採用祈り投函す
migu

シンボルになるといいな木のポスト
migu

自慢する白いお城格好いい
クニクニ

尊徳の精神、見習い慎ましく
たんぽぽ

ウメ子見てだるまでお昼なつかしき
たんぽぽ

のど渇き富水の歌に降りてみる
つしもちゃん

化粧済み今のうちにと天守閣
俊岳

UMECOの名ウメ子も祝す新施設
俊岳

駅前の客引き要らぬ天守閣
俊岳

父が亡くなり一ヶ月畑がのはらにもどってく
ハルノキ

小田原の美肌かまぼこ板につき
リリー

曽我の里せみも木陰で鳴き休み
歩き人 小田原70歳

草刈られ舞台整え酒匂川
カンコ

すれ違う音の速さと酒匂川
カンコ

草刈られつばめ驚く酒匂川
カンコ

ワープして小田原城下闊歩する
春爺

ばあちゃんの小言は曽我の梅に勝つ
春爺

ごひいきのランナー見えた風祭
春爺

かまぼこは900年の夢ロマン
春爺

神戸から船でゆきたい小田原へ
兵庫っ子

ちょうちんのむこうを見せるおとなりさん
まいまい

京都から小田原へ向け川柳を
まいまい

早雲を地震雲は見ぬけまい
杉山五城

鮎つりに来ては見たけど空のビケ
杉山五城

ちょうちんと足もと照らす帰り道
杉山五城

小田原城おしろいぬって紅つけて
杉山五城

たすきかけ名誉をかけて山の神
中年やまめ

富士を背に曽我梅林の花の舞い
中年やまめ

若鮎も竿もきらめく酒匂川
中年やまめ

かっこいいちくわの穴の小田原城
中年やまめ

成田には高速あるがジェットなし
落犀庵

鯛買いに市場横丁恵比寿行く
落犀庵

鍋町を捜せど鋳物師今いない
落犀庵

看板に小田原ちょうちんしゃれた店
タマツ

カマボコが今朝も食卓みな笑顔
サンジュ

鯵焼いて今日も幸朝の空
サンジュ

かまぼこの香り食感道すがら
真夏のライオン

小田原に日本のわさびが教えられ
真夏のライオン

和の心響く小田原世に示し
真夏のライオン

山川海迷う小田原合言葉

風うけて夢か現(うつつ)か一夜城

さんせんで彼女の心釣り上げる
黄くま

天守から鳥瞰してる夢のあと
公太

提灯とお濠のコラボ夢誘う
公太

城下町未来を託すぞ三の丸
公太

ご自慢は五月の祭り後北条
仙人

城内は桜藤伍氏祭で街菖蒲
相州寅

曽我の里一富士見頃や早春香
相州寅

栢山娘は富士も恵みと田植歌
相州寅

ただいまとちょうちん見上げ駅を出る
出無精

お帰りと迎える母と大ちょうちん
出無精

幼子が梅干し食べておちょぼぐち
出無精

かまぼこは小田原の知恵食文化
出無精

紅白のかまぼこ食べて初詣
出無精

日の出前家族総出の地引網
出無精

活きが良い魚市場からせりの声
出無精

北条の栄華を今に小田原城
出無精

平和な夜酒匂の花火孫と見る
出無精

藤棚の下で揺れてるお下げ髪
出無精

曽我の梅酒一献あおぎ一句でき
たんぽこ

めだかーの学校生まる荻窪で!!
たんぽこ

日本初小田原用水北条氏
たんぽこ

酒匂川味もあるといいのにな
小梅ちゃん

かまぼこ屋 港鮮魚に 梅干屋
小梅ちゃん

おだわらも不動産屋では都心です
小梅ちゃん

阿藤快柳沢慎吾に次、わたし
小梅ちゃん

静岡県?いやいや神奈川!?首都圏です
小梅ちゃん

小田原の車のナンバー湘南です
小梅ちゃん

扇町でも井細田っ子で通ってる
はちまん

目には海背に箱根山あゆの川
サンジュ

リニューアル雄姿を永久に小田原城
出無精

日本一小田原城の晴れ姿
出無精

天国でウメ子喜ぶ小田原城
出無精

夕日背に父と鮎釣る酒匂川
出無精

手をつなぎ歩くお堀の花吹雪
出無精

登るたび夢に近づく百段坂
出無精

早雲の夢駆け巡る祭りかな
出無精

北条に思いを馳せし宴かな
出無精

尊徳は小田原びとの誇りです
出無精

競輪のかね高らかに授業中
出無精

いつまでも終わらぬ会議小田原風
ぷーちゃん

ターザンの夢を実現フォレストで
ぷーちゃん

お城にて甲冑身につけ武士となる
ぷーちゃん

食卓に玉ネギ主役下中の里
ふーみん

歴史ある人形芝居は下中座
ふーみん

橘の香りつつまれ口ずさむ
ふーみん

菜の花が東栢山に春を敷く
チデンシンヤ

夕日落つ御幸の浜にキスの影
チデンシンヤ

数学に北条見たり三つ鱗
チデンシンヤ

小田原の城と景気は上向きで
チデンシンヤ

町内のオジサン居たぞ羅漢像
らくちゃん

扇町どこか懐かし羅漢像
らくちゃん

日帰りのスパは根府川オーシャンビュー
らくちゃん

満開で去年の仇取り曽我梅林
らくちゃん

朝市で買った魚で晩の酌
らくちゃん

早川へ鮮魚ゲットに車駆け
らくちゃん

カマスフライ幸の浜のご当地グルメ
ゴーヤ

カマス料理塩焼き干物うちはフライ
ゴーヤ

アジ好きは小田原生まれの証かな
ゴーヤ

海と山どちらもあるのがふるさと自慢
ゴーヤ

声を掛け絆深める思いやり
雅号なし

おはようさん一寸挨拶こんにちは
雅号なし

おとなりさん家族と同じご近所も
雅号なし

悲しいねおとなりさんは知らぬ人
雅号なし

いざ災害助け合うのがおとなりさん
雅号なし

海風に息はずませる酒匂川
しーな

小田原城目指して私も美ボディーに
ミー

婚活も一夜でゴールできたらな
だいちゃんZ

結婚に立ちはだかる義父箱根山
だいちゃんZ

同窓会初恋話もおでん種
だいちゃんZ

〝妻ぼこ〟の尻に敷かれる俺は板
だいちゃんZ

絶景が待ってる夫婦ロープウェイ
だいちゃんZ

子から子へ寄木細工の木のバトン
信夫仙山

小田原の城を跨いで家帰る
あらかん

小田原の城を跨いで家帰る
あらかん

おとなりさん今日も表で干物焼く
あらかん

天守閣妻も負けじと白塗りよ
中年おやじ

いまもある小田原評定文化遺産
puthar

こば掛けも傷あり品は味うまい
愛うえお

立ち読みは店もお客もこまねてる
愛うえお

だだこねる子らの親顔こまねてる
愛うえお

今どこにかまぼこ通りくらぁいいじゃん
愛うえお

みそしるはおふくろの味のしょっぱさ
愛うえお

漁師町喧嘩に聞こえたくらぁいいじゃん
愛うえお

こりゃあ旨えそうだべ高い代物さ
愛うえお

買い物にちょっくら行くと声を掛け
愛うえお

雷雨浴びとぶと危ない水溜り
愛うえお

校庭に幼子達のとびっこら
愛うえお

バスが来たとぶと危ない乗車口
愛うえお

今どこに錦通りよくらぁいいじゃん
愛うえお

あるお店えんでる和菓子なをうまい
愛うえお

親子似の話す言葉はそうそうけ
愛うえお

おいしいよだけんど私食れない
愛うえお

係長だけんどそうけはやめてけろ
愛うえお

同窓会老け顔友えでえじょうぶ
愛うえお

孫達もおめっちそうけはやめてくれ
愛うえお

電話越しくらあいいじゃんで怒られる
愛うえお

畔道を早くけんべえを手を繋ぐ
愛うえお

でえじょぶけなあにこれしか男だよ
愛うえお

同窓会だけんどそうけが小田原弁
愛うえお

同窓会おれっちおめっちは小田原弁
愛うえお

漁師さん早くかっくらって浜へ行く
愛うえお

お母あさん茶碗がえんでるどうしよう
愛うえお

友達にお前(め)っち俺っちどっち行く
愛うえお

叱られてしょぼくれ幼子涙顔
愛うえお

朝っぱらくらあいいじゃんで目を冷ます
愛うえお

飽食の世に梅干しを離さない
正幸

秀吉へ想いめぐらす一夜城
正幸

潮の香と味覚楽しむ魚市場
正幸

平成は歩きスマホの金次郎
正幸

いにしえの北条偲びつ最中ほおばる
わたさと

城址にて拾いし梅の実孫みやげにす
わたさと

お隣りに留守頼まれて肩が凝り
H・Kーちゃん

お隣りはカバヤキらしい換気扇
H・Kーちゃん

お隣りへ遊びに行ったままの孫
H・Kーちゃん

隣りから届く新妻らしい味
H・Kーちゃん

お中元またお隣のベルが鳴る
H・Kーちゃん

お隣りはまたクロネコが来たらしい
H・Kーちゃん

ウメ子さんいつか一緒にうめぇ酒
苺 いちえ

駅メロのお猿のかごやにホッとする
パンダ雨

漁師町面影残すなりわい館
こゆるぎ小町

小田原城市民にとっては世界遺産
れきじょ

評定を終えたか灯りやっと消え
行雲

提灯を点けて心の灯もともし
行雲

口説き甲斐あるから選ぶ小田原城
牛美

万年に越したと亀田から手紙
牛美

検問に飲んでませんと酒匂川
牛美

鉄路マニア高じ国府津に半世紀
BIGリリー

北条の天守見まもる大入道
スカ爺

五月晴れ御幸しるす藤の花
スカ爺

藤の花行幸しるして風に揺れ
スカ爺

水きよし富水螢田ひびきよし
カラッキー

早乙女や栢山のどけし田植歌
カラッキー

玉宝寺五百羅漢の顔比べ
酒乱Q

一夜城夢幻か山静か
酒乱Q

古稀庵の心を癒す水の音
酒乱Q

かまぼこと干物求めて帰路につく
酒乱Q

金次郎さん大学もちかえポケモンゴー
行きたがりのママ

扇町昔の私も並んでる
島根のぽん太

清閑亭ばったり会うやお隣さん
島根のぽん太

浜町の顔して歩く野良の猫
島根のぽん太

尊徳碑酒匂川の松に鶴が舞う
雅号なし

幽玄のもゆる松明薪能
雅号なし

小田原発お猿のかごや鯛めし旅
ハナ

歌舞伎座にういろう売りの声響く
ツー

万民に積小為大教え説く
ようつう

一夜城恋する相手は一夜嬢
小梅ちゃん

おだわら市小さな頃はおらわだ市
小梅ちゃん

オリオンザ御幸ヶ浜にシャノアール
小梅ちゃん

自慢げに大変だったよ百段坂
小梅ちゃん

小田原城美人だらけの小田原嬢
小梅ちゃん

かまぼこで練っても捏ねても知恵がでず
小梅ちゃん

蒲鉾と作る職人板につく
木立慈雨

人間もゴミも最後は久野の山
焚火好き

百段の階段の上志望校
焚火好き

授業中競輪場の鐘(ジャン)が鳴る
焚火好き

寺町のガードに漂うタレの味
焚火好き

死ぬ時はだるまで天丼食べてから
焚火好き

外郎のお店を城と嘘をつく
焚火好き

一夜城ネイミングには無理がある
焚火好き

一夜城建ててる時に気がつけよ
焚火好き

錦織でバブル来てます大稲荷
焚火好き

錦織は何と読むのか大稲荷
焚火好き

家裁後仲良く二人でお堀端
焚火好き

トルコにもお風呂があるの宮小路
焚火好き

パパとママお風呂行こうよ宮小路
焚火好き

水道の原型作りし北条氏
こけ

軽トラや一番街の夕明り
行雲

梅丸のちょうちん孫の貯金箱
行雲

曽我の里太陽浴びて夏の助人
梅干しばあちゃん

童謡やミカンの花咲く国府津山
スーちゃん

国府津良さ童謡電車の始発駅
スーちゃん

海ながめミカン花咲く丘登り童謡列車の始発駅
スーちゃん

足軽く大島見つつ登る丘ミカンの里の国府津駅
スーちゃん

提灯も照れるね君とおでんデート
だいちゃんZ

“かま”ってよ嫁姑の板ばさみ
だいちゃんZ

肉食のあの子はいつも小田原攻め
だいちゃんZ

海鮮丼みたいな笑顔する二歳
だいちゃんZ

おふくろの笑顔もおでんにしみわたり
だいちゃんZ

箱根入り娘に温泉育ててる
だいちゃんZ

ママ見てる小田原城にパパ嫉妬
だいちゃんZ

匠技小田原提燈旅の友
マチダッコ

北条の栄華伝える天守閣
マチダッコ

味は美味花も美しく曽我の梅
マチダッコ

梅が香に桜花に映えし小田原城
チョーさん

清流に若鮎踊る酒匂川
チョーさん

尊徳祭青田に歴史の風流れ
チョーさん

小田原をギュッと練り込むかまぼこ屋
さきもり

お城への恋路のごとき学橋
みやびー97

国府津ー小台そぞろ横断ダイエット
みやびー97

勝福寺祈る金次郎日本一
みやびー97

日本食だるま御殿に栄華見る
大福笑夢

日本の味蒲鉾通り老舗街
大福笑夢

かまぼこやおでんが競う城下町
大福笑夢

2人して小便もよおす一夜城
大福笑夢

駅メロが幸せを呼ぶ城下町
大福笑夢

小田原は伊賀も甲賀もない風磨
金太郎

旧町名歴史を残す城下町
こゆるぎ小町

かまぼこの味評定が止まらない
四迷亭

梅丸で守りたかった小田原城
四迷亭

アスリート育てめだかの小学校
四迷亭

青物町小田原丼の土俵入り
フーマー

プリかまの孫の絵を見て進む酒
フーマー

妻自慢一度の板絵入選を
フーマー

提燈とかまぼこ名物すぐ隣
みどり人

かまぼこを食べて相模の歴史知る
みどり人

遠い日は「やんベェ」「行くベェ」「そうすんベェ」
雅号なし

象うめこ生まれ変わって今UMECO
雅号なし

御幸ヶがいつの間にやら御幸のに
雅号なし

幼なき日「おだわら」言えず「おだーら」に
雅号なし

口すぼめ梅干しころがし母想う
おさむ

灯籠が胸に流るる袖ヶ浜
ぱんまろ

浜の風受けて小田原愛おしむ
ぱんまろ

城を背に軽くキスした堀之内
岡山の星

高梨のお精霊流しに母しのぶ
岡山の星

提灯祭り神輿担いで湿布貼る
犬丸

国府津山今昔思うみかん花
みつじー

みかん花歩いて詩う国府山
みつじー

今昔にみかんの丘と国府津郷
みつじー

小八幡路そびえる松の雄姿見る
みつじー

梅まつり園児と行き交う曽我の里
みつじー

国府津郷天神宮へ祈願しに
みつじー

曽我路にて親子のきずな思い知る
みつじー

三線にあわせて踊る夜市かな
めう

「恐竜」と聞くと子供は「いー竜(りゅう)だ」
パズル

かまぼこを追いかけ家族で風祭
パズル

入生田で育った夢はマンモスなみ
パズル

「金太郎は地蔵堂じゃよ」語るじじ
パズル

禅好きな彼女とデート扇町
パズル

根府川の駅舎がステキと力説す
カラー

広報の後の楽しみ「おとなりさん」
カラー

鴨宮見たことないがカモノミヤ
カラー

乗り越しの酔客覚める小田原城
カラー

オレの夢カマボコ一本まるかじり
山野柘榴子

金次郎街にあふれるスマホ見る
山野柘榴子

金次郎街にあふれるスマホ見る
山野柘榴子

小田原の「ワラ」が(笑)ならみなハッピー
山野柘榴子

坊主にし早雲気取る球児かな
山野柘榴子

おでん祭りビール片手に食べくらべ
めう

酒匂川行かずにハルネで花火みる
めう

夕暮れに小田原ちょうちんみかん色
メルモ

梅干しのおにぎり三つで三つ鱗
メルモ

早雲の流るる先に小田原城
メルモ

梅一輪春風吹いて梅一つ
メルモ

長興山ピンクのカーテン揺らめいて
メルモ

市民会館思い出いっぱい宝箱
メルモ

手みやげにえらんだ物はかまぼこに
かどまっちゃん

たからもの寄木細工の小物入れ
かどまっちゃん

小田原に城あり海あり山もあり
あやかママ

赤子泣く酒匂の花火の迫力に
あやかママ

帰省する度に目移り手土産に
あやかママ

日々食育地元の野菜に地魚に
あやかママ

世界から小田原駅へ人の波
出無精

箱根へと小田原駅がつなぐ夢
出無精

駅伝の人波つづくお堀端
出無精

梅干しとかまぼこ膳に酒進む
出無精

爪の垢煎じ飲みたや金次郎
出無精

熱燗で小田原おでん差し向かい
出無精

音に聞く小田原どんに舌鼓
出無精

くノ一を歴女気取って小田原城
出無精

大提灯見たさに鉄ちゃん途中下車
出無精

小田原城目指して走るタスキかな
出無精

化粧して朝日まぶしい小田原城
ねこ丸

えっさホイの派手な衣装で若がえり
ねこ丸

梅みそで小田原おでんうめー○
きよ

あの雲はゾウのウメ子か笑ってる
ふっきー

ちょうちんがみなもにゆれてお堀端
くまちゃん

ほら貝がひびき渡って北条まつり
くまちゃん

大ちょうちんすべての災害手を合わす
テコ

城・ちょうちんかれ葉とおどるスニーカー
テコ

赤い糸からまってないっすか?と二宮神社
ねむりネコ

いるらしいポケモンさがしに小田原城
ねむりネコ

松原のきやり(木遣)の声に気もそぞろ
ねむりネコ

どれにするかまぼこ店で長評定
ふみば

政宗が目を見開いた小田原城
ふみば

北条が城主になって五百年
ふみば